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古東領左衛門 天誅組に参加した淡路豪農の書を子孫が寄贈 [人物]

 兵庫県あわじ市津井地区出身の大地主で幕末に尊攘倒幕派の天誅組に参加した、古東領左衛門(1819-64)の子孫がこのほど、領左衛門直筆の書2点を津井地区公民館に寄贈した。同公民館では知られざる郷土の偉人を紹介しようと書を展示しており、川上彰館長は「多くの人に領左衛門の功績を知ってほしい」と呼び掛けている。(2010.2.20神戸新聞

 淡路の豪農である古東領左衛門が幕末の動乱に身を投じたのは、後に天誅組総統となる松本奎堂と藤本鉄石と懇意であったからであろう。領左衛門は予てから勤皇の志士達の財政的バックアップを行っていたが、天誅組挙兵に際しては私財全てを投じたという。そして、自身も文久2年(1819)に上洛し、その一挙に加わっている。

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堀内伝右衛門重勝 菩提寺にて大石内蔵助ら十七士の遺髪を供養する義士まつりを開催 [人物]

 元禄忠臣蔵で知られる赤穂義士の遺髪塔がある熊本県山鹿市杉の日輪寺で4日、義士ゆかりの兵庫県赤穂市から市長らが参列して恒例の義士まつりがあった。(2010.2.5Yomiuri Online)

 堀内伝右衛門(正保2年~亨保12年 1645-1727、肥後熊本藩細川家使番二百五十石)は元禄赤穂事件において、吉良義央を殺害した47人のうち細川藩江戸藩邸に預けられた大石内蔵助ら17士の接伴役19人のうちの一人である。

 赤穂義士達の本懐に感動した伝右衛門は心を尽くして17士の接待に勤め、彼らの話を「堀内伝右衛門覚書」という書にまとめ後世に残した。この書が赤穂事件を知る上で大変有益な史料であると同時に、子孫達に武士の心得が何たるかを伝えるための教育書でもあり、また義士親族との関係を継続させるよう命じた遺訓書でもあった。

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坂本龍馬 人生の進路を見出した江戸での出会い [人物]

 アナログフィルムで撮影したような、一見すると古めかしくそれでいて温かみのある映像で綴られる大河ドラマ「龍馬伝」。これまでの大河と明らかに異なるのはその撮影と美術に非常にこだわりを持っている点であろう。

 特に私が感心したのは、千葉定吉道場のオープンセットの外観である。時代劇での江戸の景色といえば、京都撮影所で撮られた毎度見飽きた町並みが定番であった。だが、今回の大河ドラマでは広島県福山市の敷地にセットを構築し、小道具を含めて幕末の日本をリアルに表現している。(千葉道場のロケは茨城県つくばみらい市にある歴史公園ワープステーションで撮影されたそうです)道場界隈に広がる鎮守の森の高い木立を配したセットがプログレッシブカメラでの効果と相まって、まるで幕末の古写真を観ているような錯覚を覚えさせる。

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