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川瀬巴水と仙台山の寺 [史跡]

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 東北地方の冬は駆け足でやって来る。仙台の街並みをあざやかな紅葉が彩る頃、西に連なる奥羽連山では雪化粧の便りが幾度も聞こえてくる。夕陽に染まった天と大小の灯火が明滅する仙台平野の境界線である山々のシルエットが、美しく際立つのもこの季節特有のものだ。

 仙台市泉区七北田山の寺洞雲寺。慢性的に渋滞が発生している4号バイパスから一歩道を外れると、周辺は振興住宅地として開発されてはいるが、その寺域は南北朝期に開山された当時と同じような静謐さを錯覚してしまう。

 過去にこの地を一人の芸術家が数度訪れたことがある。その人こそ大正・昭和に活躍した版画家川瀬巴水である。

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